ドナルド・A・ノーマンが『誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論』のなかで提示している、よいデザインの4原則、可視性:目で見ることによって、ユーザは装置の状態とそこでどんな行為をとりうるかを知ることができる。よい概念モデル:デザイナーは、ユーザにとってのよい概念モデルを提供すること。そのモデルは操作とその結果の表現に整合性があり、一...
昨日も「何が起こっているのかわからない状態を脱するための9つの工程」で書きましたが、判断というものは情報デザインの一種です。結局、最後には手持ちの情報を整理し、その整理のしかたに含まれるロジックとそこから垣間みえる創発的な発見によって、しかるべき回答を導きだす。その一連の作業を判断と呼ぶのだと僕は考えています。
「考える」努力をしていないなんて思ってるわけじゃないと思うんです。いや、「Fw:本当に考えたの?(それは「考えた」と言わない。)」で引用した森博嗣さんの「本当に考えたの?」というエントリーのことですけど、こういうのは、僕の場合「考えた」とはいわないのである。MORI LOG ACADEMY: 本当に考えたの?森さんは別に「考えていない」とか「考える努力をしていない...
「機会がないからできない」「経験がないからわからない」まぁ、間違ってはないですね。でも、そう思うなら機会を作るため、経験を積むため、行動してるの?っていうと、そうじゃない人が多い。何それ? 「できない」「わからない」って言うために「機会」とか「経験」のなさを口実にしてるだけなのかなって不審に思ってしまいます。毎度のことですけど、行動力がな...
どんなプロジェクトでも、最初にプロジェクトを定義・計画しないと、決められた時間内・リソース内で成果を出すことってできないんじゃないかと思います。そうじゃなくても、必ずしもプロジェクトで成果を出すのはむずかしいわけですから、せめて最初の定義と計画はきちんとしないとね。プロジェクトのデザイン大なり小なりプロジェクトを行う上では、ざっとこんなこ...
昨日の「「考える」方法を学ぶ」に関する補足です。物理的なアウトプットのすべてが必ずしも表現の結果だとは限りません。物理的なアウトプットというと何か頭のなかにあるものを表現することだと思ってしまうかもしれませんが、僕は物理的なアウトプットが必ずしも表現だとは限らないと思っています。いや、むしろ、身体を通じて物理的につくりだされるものの多くは...
」に関連した話ですけど、勉強をするのにも、情報収集するのにも、自分の基盤となるものがないとダメだと思っています。普段からどれだけ自分なりの問題意識をもって物事を考えているか、何かをインプットする場合に自分の基盤になるものと照らし合わせてそれがどのような関係にあるか、ということです。基本ができていれば、同じようなことを考えているほかの人のア...
成果を出せない人は正しいやり方を探そうとします。何か成果を出すための方程式が何かがあると思って、それを必死に見つけようとして、時には間違った方程式に無理やり素材を詰め込んで、アウトプットを見て「なんでうまくいかないんだろ?」と言ったりします。でもね、うまくいかないのは、正しいやり方があると思い込んで、それに頼ろうとするからなんです。道具よ...
自分のことを認めてもらいたい。それはすくなからず誰もがもっている欲求なんだろうなと思います。「フラジャイル 弱さからの出発/松岡正剛」でも引用したように、利他的に思える他人へのサービスも本来、もうすこし利己的な面をもっており、<ヒトは、こうした「ふるまい」を抜きにしては生活できないような社会進化をとげているのかもしれず、それを通して何かを伝...
こう書かれていたのですが。機会あれば、Web人材の育て方お話させてくださいませ。やっぱり冷静に考え始めてきてるでしょ|ブランド太郎ブログのコメントより僕自身、何か教えられるのって得意じゃないので「育て方」より「育ち方」を。ウェブ人材として育つための基本の3姿勢まずは前編としてのこのエントリーでは抽象的なところの姿勢に関することを3つ。なかにはウ...
結局、いかに時間を制するかというのが、仕事をする上でも、人生を生きる上でも大事なことだろうなというのは否めないですね。ただ「時間という限られたリソースを有効に活用する」なんて言い方は間違っていて、時間なんて決して固定的に限定されたリソースなんかじゃないと思います。時間なんて複数あると思った方がいいと思います。時計の時間もあれば、体感的な時...
やりたいことが見つからない。よく聞く言葉ですけど、「見つからない」要因について考えてみたことあるのでしょうか?「見つからない」のは、視力の問題じゃないかと思うのです。物事見る目。目利きの力が不足してるんじゃないか、と。
風邪が長引いています。とにかく喉がひどくて咳がとまらないのがやっかい。昨日も眠ったと思ったら咳が出て起きてしまったり、そのせいか熱も上がったり下がったりで、なかなか体調がよくならない。今日は観念して午前中病院に行って喉の薬を吸引したら、喉はすこし楽になった。それでも外出してたら熱が上がってきたので、そのまま直帰してきました。そろそろ治って...
会社でも、個人でも、自分(たち)ができること・やりたいことをうまく外部の人に理解してもらえてなくて損してるよなーと感じることがよくあります。まわりにもっと自分(たち)ができること・やりたいことをわかってもらえば、いまよりやりたい仕事ができるようになるし、やりたいことをもっと楽にできるようになるのになーと、はたから見ていて感じるわけです。そういう...
「判断力は情報デザイン力、物語化の能力」や「何が起こっているのかわからない状態を脱するための9つの工程」では、判断力を高めるためには情報デザインの方法を知っているとよいですねと書きました。手持ちの情報を整理し、足りない情報は調査で補完する。集めた情報を分析的に構造化し文脈を知る。物語化する。判断するためにはまず問題がわかる・理解することが必...
仕事でなにかしら問題やもめごとがあるようなんだけど、ただ正確には何が起こっているのかわからないときには、たとえば、こんなことをやってみるといいでしょう。まずは目の前の状況を整理する自分の立場を考える関係者が誰なのかを把握する目の前には見えていない情報を集める集めた情報を整理して、何が根本的な問題であり、それに紐づくサブ的問題にはどんなもの...
「頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない」でアウトプットを積み重ねることの大事さを書きましたが、森博嗣さんがまさにドンピシャなことを書いておられたのを知ったのでここで転送(元ネタはschtarkさんのブックマークより)。学生に「考えてきたか?」と尋ねると、「考えましたが、ちょっと良い案を思いつかなくて」と言う。「...
「語彙が少ないと仕事の能率もわるい?」というエントリーで、ある企業が工場で働いている人の仕事の能率が悪いので国語力のテストをしたら驚くほど語彙が少なく、これはマズいと思い国語教育をすると、その人たちが国語が少し面白いくらいから俄然仕事の効率がよくなったという話をしました。そのことが昨日、今日と気になっていたのですが、自分で使えるボキャブラ...
1つ前の「頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない」に続いて、原研哉さんと阿部雅世さんによる対談集『なぜデザインなのか。』より。今回は、さすが情報のデザイン、コミュニケーションのデザインを仕事にしている原さんならでは、というところをご紹介。ある企業で聞いた話ですが、工場で働いている人たちの仕事の能率があまり...
原研哉さんと阿部雅世さんによる対談集『なぜデザインなのか。』を読み始めました。これは面白い。面白いし、自分でもすごく腑に落ちることがズバズバっと話されていて気持ちがいいんです。例えば、最近書いた「速度を速めるとゆっくりできる」をはじめ、常々このブログではアウトプットの速さ、アウトプットを恐れないようにということを書いてきましたが、原さんが...